八千代支部の歴史

 

八千代市は千葉県の中央北寄りの内陸にある人口18万5千人、千葉県内第7位の市です。隣接するのは、千葉市、佐倉市、船橋市、印西市、白井市、習志野市、印旛郡等です。


旧石器時代約3万年前から人が住みだしていたようで多くの遺跡が発掘されております。近代になりますと成田山詣での道中に当りますので、上野から船橋経由の京成電鉄が大正15年に開通いたしました。その後昭和31年に日本初の団地ができ、最近では新たに東洋高速鉄道も開通し、市の中央を南北に走る国道16号線もあり、農業・工業、そして住宅地として開けております。

 

さて八千代支部の発足は、昭和48年4月より第21代宗家平井阿字齋名人位の勧めにより、勝田台の鬼倉道場にて(館長・剣道八段範士・鬼倉国次先生)居合道を始めたのが最初であります。主として指導されたのは、後に第23代宗家を襲名される清宮阿陽齋先生でありました。

 

高校生や女性も含め10名程度のメンバーでした。

 

昭和56年、八千代支部長に就任された高山阿容齋(範士九段)先生は、新たな会員を募集すべく稽古場を八千代市民体育館武道場に移しました。一時は15名まで増えましたが、進学や勤務の都合で現在は9名が在籍しています。

 

ほぼ毎日曜の午後1時から3時に稽古をしています。

 

会員は何時でも歓迎で、成人男女、小・中・高、国籍に拘りません。

 

指導は大日本居合道連盟・最高審議員、無双直伝英信流 阿号之会・理事長、範士九段の高山先生がされます。

 

年間行事は正月の稽古始之儀、5月石清水八幡宮での京都全国大会、10月東京全国大会、年1回の昇段審査会(東北、関東、中部、関西、九州の5地区)、不定期的に地区別稽古会が開かれる。その他節目毎に奉納演武会が開かれる。これまでに山形県村山市の居合神社、鹿島神宮・振武館、伊勢神宮、熱田神宮、厳島神社、明治神宮、山王日枝神社等で行われました

 

  稽古風景